住民投票のシンポジウムで、大津へ行ってまいりました。

これがうわさのコーヒー券!!

 

 「国民投票/住民投票」情報室が主催する、住民投票〜分権時代の必携ツール〜と題するシンポジュウムに参加するため、滋賀県は大津市へ行ってきました。

 京都から10分足らず、我が家からも日帰りで行けるとは思いませんでした!
 午後からのシンポジュウムでしたが、10時30分ごろ到着しましたので、周辺を散策することに。観光案内所で教えていただいた、「三橋節子美術館」へ行ってきました。
 ご当地ゆかりの画家、三橋節子の半生を紹介した、こじんまりした美術館でした。がんによって、画家にとって命の「利き腕」の切断という憂き目にあいながら、絵筆を左手に持ち替えて、描き続けた節子の絵は、自然や当地の昔噺を題材にしたものなど、やさしさにあふれたものでした。

 道すがらも、京都に近い古い町らしく、歴史を感じる町並みで、寛延元年創業の傘屋さんなど、昔ながらの店構えを残すところも多く、歩いて楽しい町でした。

 レトロな喫茶店があり、張り紙に「一見さん歓迎」の文字が!
ここで、お昼をいただくことにし、店に入ると、何やら回数券に名前の書いてあるものが、掲示板のようなところにずらっと並んで貼ってあります。
 「これが。うわさのコーヒー券!!」 愛知出身の、福生ネット事務局長が、愛知には喫茶店がたくさんあって、モーニングの時間帯は、コーヒーを頼むとトーストとゆで卵がついてくるなど、サービスがすごくて、みんなお気に入りの喫茶店があると。常連さんは、各喫茶店が発行するコーヒー券を買って、それを店に預けておき、毎日のように行っては、その回数券でコーヒーを飲むのだそうです。そんな話をしたばかりだったので、大津でその回数券を見るとは、ちょっと感動。
 ランチも、少なめにしてくださいと言ったのに、結構ボリュウームの「かつ卵とじ丼」(かつ丼ではない)とタコたっぷりの春雨サラダ、キャベツの千切り。それにコーヒーで680円。
 なかなかリーズナブルな上、アットホームな味わいで、おいしかったです。コーヒーもとてもおいしい。今はやりのカフェのチェーン店のような味ではなく、喫茶店のコーヒーの味は、そもそも好きなので、暑い夏でも、ホットコーヒーで、味を確認(偉そう〜)してみました。ご近所の老夫婦がお食事をされていて、お店の方と「町内会のバス旅行どうする?」なんて会話をされていました。いいな〜ほのぼのしてて・・・。ほんの30〜40分の時間でしたが、ほっとするひとときと、おいしいランチ、そしてコーヒー・・・ごちそうさまでした。

なんだか、大津探訪記で終わってしまいました。
シンポジュウムの中身については、次回、お話いたします。

 レトロな感じがいいでしょう〜?    路面電車も走ってました!