ドメスティック・バイオレンス

昨日、幕張メッセで行われた、国際フォーラムに参加しました!

  

 夫婦間の暴力・・・
 アジアの各国からの報告があり、まだまだ、単なる夫婦喧嘩との違いが理解されていなかったり、「離婚」に対する偏見が強い国では、どんなにひどい目にあわされていても、離婚に踏み切れない女性がいることを改めて、認識しました。

 男女が平等で、お互いを認め合い助け合う存在なのだ。女性にも男性にも人権があるという当たり前のことを、警察官や裁判官がきちんと心に落ちていなければ、事例に遭遇しても対処が遅れてしまうことが指摘され、また、加害者への支援・教育といったことも各国、違いはあるものの、進めていくべきと語られました。
 
 日本でも、3度目の法改正により、だいぶ中身ができているものの、実際にどこまで整備されているかは、まだ不十分。
 最近話題のデートDVには、まだ法の適用がないなどの問題も抱えている状況です。
 
 会場には、そうした当事者たちを支えてきた、たくさんの民間団体がブースを構え、書籍や支援グッズの販売をしていました。
民間に頼らざる負えない状況であるのに、公的資金の投入もとても低いとのことで、どこも運営は大変だということでした。

 身近な所に安心して相談できる場所の整備、そして、シェルターなどの一時的な居場所から、自立に向けての支援・・・必要なことは山積みです。
 12月の一般質問でも、取り組んでいきたいと思っているテーマです。