「変える」から「磨く」へ

中学校の評議委員会で。

 先日、評議委員会に出席しました。
 この2〜3年で、ぐっとかっこよくなった福生の中学校。市内全3校が、とても落ち着いているようです。
 思えば、「この学校を変えよう!みんな、この学校の状態が普通だといえるか?いい学校じゃなくてもいい、普通の学校にしよう!」先生方が生徒たちにそう呼びかけて、その呼びかけに呼応して生徒自身が変えてきた。
 そして、あの名言「自分たちは、変れるんだ!」・・・当時の生徒会長が60周年記念式典で言った言葉で、おとなたちを感動させました。
 まさに「チェンジ!」
 オバマ大統領よりも、ずっと前に、生徒たちはチェンジをもたらしたのでした。

 そして、今回の学校評議委員会では、「『変えるから、磨くへ』が今年度のテーマです」と校長先生からお話がありました。

 磨く ・・・ これは、一段高い目標です。でも、とても楽しいことでもあるはずです。
 自分自身を磨くこと  う〜んできてないなあと自分を振り返りつつ、先生のお話を聞いていました。

 評議委員さんからのお話でも、基礎学力を身につけることも大事であるけれど、一人一人が自分の好きなことを見つけて、そこで発揮できるような環境づくりも必要なのではないか。というお話が出ました。
 とても、同感です。「磨く」時には、自分なりのテーマがあれば、そこがきっかけになります。

 そして、同時に、自分を磨くときに、他者との関わりを大切に紡いでいくこともできるような道筋をつけてやることが、おとなの役割のような気がします。
 他者を認め、ともに精進していけるような環境作りが、これから中学校でできれば、すばらしい人材が生まれてくることでしょう。とても楽しみです。