市長ヒアリングに行ってきました。

協同組合せっけん運動連絡協議会

 協石連の活動で、毎年7月、各市町村の首長にメッセージを寄せていただき、冊子に掲載しています。
 福生市でも今年も、お願いをし、さっそくメッセージを加藤市長からいただきました。お礼かたがた、市長に会いに行き、石けんはじめ、環境への取り組みなど、福生市の状況をお聞きし、私たちからの思いも聴いてもらおうということで、市長室をみんなでおじゃましました。

 公共施設でのせっけん利用を決めている福生市では、市が用意するものは、すべてせっけんにしてほしいこと。「固形であればせっけん」という認識は間違っており、成分がなにかで、せっけんであるかどうかが決まり、その成分によって、環境や人体への影響があるのだということを改めて、確認しました。

 参加者のお母さんからは、子どもを市内、私立保育園に入れているが、福生市がせっけん利用をしていることが私立保育園にも影響するのでしょうか?という質問が出され、市長から「私立のところへは、強制的なことは言えない。むしろお母さんたちが直接保育園に声を上げていったほうがいいのではないか」との言葉をいただきました。

 「自分たちで動く」という基本を後押ししていただいたような言葉に、納得。
 
 また、参加者からは、市長の「商業振興と緑と水のネットワークづくり」の思いを語るその語り口に、「市長って、原稿読むばかりでなく、思いを自分の言葉で語ってるって感じで、いいね。ほんとに福生が好きなんだね。」と感想が聞かれました。やっぱり、直接やり取りをしながら話すということは大事なことですね。

 市内に残る数少ない緑をいかにして増やしていくか。大きな課題です。片倉跡地を森にということも、訴えておきました。
 (出生記念樹を配布型から、植樹型にして、「うちの子の木が植わっている森」ってどうでしょうか?木もいろいろな木にして。)
 
 せっけんの話から、ゴミ問題、緑の保全なども、いろいろなテーマが飛び出し、たくさんディスカッションできた会になりました。
 お忙しいところ、時間を作ってくださった加藤市長はじめ、担当のみなさん、お世話になりました。ありがとうございました。

※出生記念樹・・・福生市では、子どもが生まれると市の木であるもくせいか、市の花つつじの苗木が貰えます。でも、集合住宅にお住まいの方などは、なかなかもらえないのが現状です。せっかくの取り組みなので、生まれた子どもの数だけ緑が増えていくまちということで、自分の家に貰っていくか、自分の子どもの木として緑地に植えてもらうかを選べるようにするのもいいんじゃないかと思います。自分の子どもの木が植えてある森づくり。あるいは、かねてよりテーマになっている多摩川の土手の桜の植え替えを進めたりしてもいいかもしれません。「この木は、○○ちゃんの木だよ」とか言いながらお散歩するっていいと思いませんか?

ヒアリングの記念に写真を撮らせていただきました。
小さな市民に見つめられてる市長(右)
この子たちの未来のためにも、緑豊かな、清らかな川の流れるふるさとづくりしていきましょうね。
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