桜 満開です!

ピンクのモコモコから、まちが色づいていく

 段丘のある福生の、一番高い方から、多摩川のほうに向かって下っていくと、まちのあちこちに、ピンクのモコモコが現れています。
 それまでの冬景色のグレーな町並みに、薄いピンクが描き足されたように。なんとも、雅な町並みに変身してしてしまう様子に、日本を感じます。

 道行く人々も、カメラを片手に、または、携帯電話のカメラで、ベストショットを狙っています。
 小学校の入学式は、6日、中学校は、9日です。ちょっと、頑張って、花を持たせてほしいものですが、どうでしょうか・・・

 この坂道の多い福生市。桜を眺めるには、素敵ですが、毎日の行き来となると、やはり、コミュニティバスの導入は、坂の上にお住まいの方からも、坂の下にお住まいの方からも、切実な願いとして、訴えかけられます。
 ・なぜ、他市ではできるものが、福生ではできないのか納得のいく説明がほしい。
 ・高齢者の施策が、元気な方の介護予防と、介護認定を受け、介護サービスを受けようとする人へ、偏っているのではないか、本当は、そのハザマにいる、身体が若い時のようには動かなくなってきた、でも、まだまだ自分で自分のことはなるべくやっていきたい  そう思う方への自律しつづけられるための施策が、必要ではないのか。

 選挙の前だけ、何人も、入れ代わり立ち代わりやってきて、あれもします、これもしますといいことばかり言って、結局、当選すれば何も変わらないじゃないか。せめて、変えられないことの説明がほしいのに、それも無い。

 そんなお話しを、あちこちでお聞きします。そして、毎回の選挙の時に。

 自分自身も市民の一人として、市民と共に政策を作り、市民と共に、4年間を活動する。選挙の前の数ヶ月、あるいは、選挙の1週間だけが活動ではありません。

 こうした、市民のみなさんの不満は、まだまだ、議会の説明責任、報告義務が、届いていないのだなと感じます。そしてまた、当事者の声が直接的に議会へつながるしくみも、そろそろ本当に必要なのではないでしょうか。
 
 大昔ヨーロッパでは、まちの中心地に広場があって、まちのことを決める時は、町中の人がそこに集まって、全員で決めていく直接民主主義がとられていたそうです。大昔から栄えた町には、広場があるのはその名残のところもあるようです。話し合いが成立するように、人口が増えると新しいまちをつくって、分けていたとか。今の合併ブームとはまったく逆です。
 昨日、テレビで、やっていた「ウルルン滞在記」でも、あるアフリカの村に、日本の役者さんが訪れた時、村人全員で、多数決で、村に入れてよいかを決めていました。
 大事なことは、そこに住むみんなで決める。今、福生でも求められていると思います!

 常に市民と共に。そして、議員は、立法機能など、しくみを作る本来の仕事をまっとうできるように、自己研鑽しながら進める人を!
 心して、あらためて、気を引き締めました。

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