餃子の安全の裏には・・・

生産者交流会に行ってきました!

 生産者の神の手によって、焼かれていく餃子・・・
 コツを伝授していただきました!

 今日は、餃子など点心を作っている生産者が、長野から来てくれるということで、楽しみに、生活クラブの青梅センターに行ってきました。

 中国の餃子農薬混入事件のときに「餃子食べたくない。ちょっとこわ〜いと思った人」
 生産者の問いかけに、私は正直に手を挙げてしまいました。

 でも、生産現場ではそのとき何が起こっていたか。

 生活クラブの餃子は、あの報道の餃子とは違うものだとわかっていても、次の注文が60%に落ち込んだそうです。
 食にこだわれば、原材料にどこまでこだわるかが決め手になりますが、今日の話をしてくれた、美勢商事さんは、餃子の製造を本物の味にこだわり、野菜も無農薬・低農薬のものを使っています。
 それは、農家と直接契約しているということで、注文が減ったら、その分、野菜の取引も減らしてもらって・・・ということになります。その買えなかった野菜は、急きょ、別の場所へ売らなければならなくなり、中国の餃子の事件が、餃子の業者だけでなく、野菜の生産現場へも影響してしまったわけです。

 次の週には、生活クラブの餃子の安全への取り組みが理解が深まり、逆に、事件前より120%注文が増えたそうですが、コンスタントな量を取り組むことで安全性を確保することにつながる。裏を返せば、情報に惑わされたりすることによって、食の安全は、ぐらついてしまうことにもつながりかねない。

 私たちの消費行動によって、食の安全が大きく作用するとすれば、もっともっと必要な情報をきちんと受け取って、しっかり選び取る賢い消費者にならなければと、改めて感じた、交流会のお話でした。