福生市基本構想市民会議

市民からの提言 発表会に行ってきました。

 

 福生の市役所もすっかり七夕バージョンになって、明後日からのお祭りが楽しみですが、このところの激しい雷雨が来なければいいな〜と祈っています。

 さて、今日は、22年度からの福生の方向性をまとめる基本構想の、市民会議からの提言ができたとのことで、発表会に行ってきました。

 27名の市民会議のメンバーから、次々とすばらしい提言が続きましたが、座長の話の中で、「このメンバーは、大学生から高齢者まで参加し、中には赤ちゃんを連れたお母さんもいた、ただ、30代〜40代の男性が一人もいなかったのが残念だった」とありました。

 たしかに働き盛りで忙しいとは言え、まちづくりでも住民の一人として、働く者の実感のこもった提言、ちょうど子育て世代でしょうから、子どもを持つ父親として、福生のまちづくりに求めるものなど、意見を出してほしいものだなと思いました。

 でも、今日の発表は、前に並んだ市民会議のメンバーの代表10人が全員マイクを回し、司会から各項目の発表まで、自分たちで進行しながらというスタイルで、2時間をフルに使って素晴らしい発表でした。
 内容もとても充実していて、多義にわたり、市民の実感のこもった福生の未来像が浮かび上がり、思わず「うんうん」と頷いてしまいました。
 やっぱり市民力ってすごい!
 迫力が違います。

 みなさんの一言一言が胸にしみましたが、福祉についての発表では、「福祉計画はユートピアではなく、リアリティのあるものにしていかなければ意味がない。お互いを知って理解し合うこと、すべての人にとって福祉をより身近なものにしていくことが必要」というような言葉があり、本当にそうだ!と思いました。
 一人ひとりに寄り添うこと・・・当たり前のようでまだまだできていない現状に、今日も苦しんでいる人たちがいる。そのことを踏まえて、既存の決まり事にとらわれず、できることからやっていく。その人、その家庭を見つめて、考え実行していくことが大事です。

 そして未来に向けて 基本構想づくりは、これから、また審議会で討議し、庁内でもまとめ、議会に提出され、議会でももまれ決定していくという流れになると思います。その間にもパブリックコメントなど、より多くの市民の声を反映させる工夫を惜しまず福生市民みんなで作った福生の未来への構想となるようにしてほしいと思いました。
 また、議会に出てきたときにも、しっかり議論して、より納得のいくものしなければ!と心新たになりました。

 

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