食糧自給向上と食の安全確保を求める国への意見書

全会派一致を目指して!!

 食の安全を脅かす事件が相次ぎ、昨年の1年を表す漢字が「偽」と言われてから、早くも1年が経とうとしています。もう、12月も半ば・・・本当に早いですね。 
 でもいくら早いといっても1年365日もあるのです。一歩一歩、良き世の中に向かって行ってほしいと願うところですが、
 今年に入ってからも続く食にまつわる事件事故・・・さらに、金融危機、原油高、トウモロコシ等のバイオエタノール燃料化で、穀物市場の変化などなど、輸入に約60%を頼る食料自給率の低い「日本」では、食料の確保すら難しくなる日が来るのではないかと、危機感を覚えます。

 市民はみんな困ることだけど、自給率をUPさせることは、一自治体だけでは、なかなか難しいことです。これは、国全体で、自給率の向上ということを、真剣に考えるべきことではないでしょうか。
 今回の議会では、この、自給率を向上させ、食の安全確保する施策を、国としてしっかり進めてほしいとする意見書を、議員提案で出すために、今、各会派で、協議検討、調整しています。
 最初に出した文案を全会派で見合って、意見を出し合い、変えたいところは協議して変更し・・・といったところを今現在進めています。

 こうした議員同士、党派を超えて、福生市のために一丸となることは、時にはとても大事なことです。考え方のさまざまな会派が、気持ちを揃えるには、やはり、議論を尽くして、代案を出してといった、議会内でアクティブに動きを作る必要があります。
 私は、陳情や請願も、市民に与えられた大きな権利なので、それを使って、市民が訴えることも、非常に大事だと思います。
 出されたテーマを真摯に受け止め、議会がきちっと議論をし、時には、陳情者、請願者からも意見を聴く場があるというような議会の形に改革できるといいのではないかと思います。
 しかし、今回のように議員提案でやるときには、タイムリーに意見書の提出ができるという利点があります。必要な意見はどんどん国にあげて、改善を求めるのも、地方議員の大事な役割の一つです。

 今回は、とても和やかに、淡々と提出まで進められそうで、ホットしています。
 
 写真は、先輩議員が持ってきた、マンゴー・・・じゃなくって、かりんです。いい香りが漂っています。ここは、市役所第2棟の4階。議員が休憩中にティーブレイクしながら、ディスカッションの場になったりする廊下です。