朝の活動報告!

地産地消で、自給率UP!

 2009年最初の遊説は、はやり、事務所近くの牛浜駅でと、さきほど活動報告させていただきました。
 牛浜は、福生に引っ越してきたときの最寄駅で、娘が小学校へ通う時に毎朝この駅の階段を登って降りて通った通学路でもあります。自分は熊川に引っ越しましたが、何のご縁か、市民の政治団体を立ち上げ事務所を構えることになろうとは・・・
 もう早くも5年が経ちました。地域の皆さんには、本当によく理解していただいて、今後ともよろしくお願いいたします。

 さて、今日の活動報告では、食の安全についてお話しさせていただきました。

 自給率約40%の日本。半分以上を海外からの輸入に依存しています。中国の農薬混入も、アメリカのバイオエタノールも、みんな私たちの食卓に直結していて、農薬の被害が日本で起こり、トウモロコシをバイオエタノール用に栽培するために、食用のトウモロコシや小麦が、作付けが減らされれば、量と価格に反映し、打撃を日本が受ける・・・
 これから、中国などの国が、急速に都市化して、生産する国から消費する国へ変わっていったら、果たして、日本に食料を回す余裕を持ち続けられるのかといったことが、心配されるほど、世界の生産現場の変化があります。
 一方で、日本で自給できる唯一の作物「米」すら、田んぼの作付けを規制しつつミニマムアクセス米として輸入し、行き場のない米がカビが生えた後まで取引されていたという、なんとも不思議な国日本!
 
 いまこそ、本気で自給率を上げることを、国も地方自治体も取り組まなければ、手遅れになるのではないでしょうか?
 まずは、身近な畑で採れたものを食べる努力・・・地産地消を、学校給食や家庭消費で進めることも大事なことだと考えます。それには、どこで獲れたものなのかわかるトレーサビリティの仕組みをしっかりと確立する必要があると思います。
 また同時に生産現場へも働きかけていくこと。
 前にもお伝えしましたが、福生の小学校給食で福生産のじゃがいもと玉ねぎを入れたときに、市の担当者と生産者の話し合いが行われ、その中で「作付けに合わせて発注してくれれば、作付けする量を増やすから」という生産者の言葉があったとのことでした。これって、自給率がUPするってことですよね!!
 な〜んだできるんじゃん!って思いませんか?
 少しづつでも、だんだんでも増やしていく。そしてその間に法整備も進め、農業に携われる人材も増やしていく。今ある農地は減らさず、さらに広げることを考えていく。
 当たり前ですが一歩づつやることで、自給率を上げるしかありません。
 そんな思いを込めて、活動報告と政策の紹介を、朝の牛浜駅でお話しさせていただきました。
 今年もよろしくお願いします!

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