尊敬する男NO1

2009年9月22日 09時43分 | カテゴリー: 活動報告・日誌

私の高校時代の話。うちの子が一番と思ってたけど、私の友達を見たらみんなかわいかったそうです。

すみません。子どもが飛び出さないように、電信柱に勝手に注意書きをつけたのは・・・
すみません。子どもが飛び出さないように、電信柱に勝手に注意書きをつけたのは・・・
 昨日敬老の日だったことだし、たまには、私の両親のことを書こうと思います。

 私の尊敬する男NO1の父は、大正9年生まれ、89歳。仕事が現役時代は、ばりばりとモーレツサラリーマンで、帰宅が夜9時10時はあたりまえ。おまけに、その日の最後に立ち寄ったお客さんのところの商品が売れ残っていようものなら、買い占めて(もちろんサービスで安くしてもらうちゃっかりなところもありますが)帰ってくるので、小学生だったころなど、もう寝るよという9時とかに起こされて、ケーキや焼き鳥を食べさせれられることもしばしば(・・・そのころは、私も若かったので、メタボも体型も気にせず、喜んでいただきましたが・・)
 日曜日は、子ども会や町会の仕事に精を出し、当時ですので、ガリ版でお手紙を作る作業を、私は傍らで見ながら「面白そう〜やってみた〜い」と思いながら、「インクが着くぞ!」と邪魔にされていました。
 現役を引退してからは、料理に目覚め、母のすきをねらっては、勝手に鮭と大根の粕汁やら、お味噌汁を美味しく作るにはと研究を重ねていました。これが、昨年、母が倒れて介護が必要となってから、役に立って。「ヘルパーさんは俺だ!」というわけで、老々介護のくせにヘルパー派遣を入れていません。
 
 ここで、母自慢も少し・・・昨年倒れて、状態が落ち着くと介護度の認定という運びになるわけですが、介護度5の最高の成績をいただき(主治医の先生がそう言って励ましてくださいました)食べるものも入らなくなり、病院では、点滴で命をつなぐ時期もあり、「なんとか内緒でアイスクリームとか食べさせちゃおうか!やっぱり口から食べないと!」などと画策しておりましたところ、奇跡的に回復し、週に2回のデイサービスに通うことになりました。当時(1年前)は、やっと立ち上がる状況(ここまでの
回復も奇跡的だったんだけど)で、デイサービスの車に乗るまでが一苦労でした。今では、なんと介護度1にまで回復!!ケアマージャーさんが親身に様子を見に来てくださったり、連絡してくださったり、デイサービスのみなさんもあたたかくケアしてくださり、そのおかげです。感謝ですほんとうに。青梅にある「大きな木」というところで、普通のおうちを利用しているので、段差が普通にいっぱいあります。それがリハビリになったんじゃないかな〜。そして、そこにいらっしゃるほかの利用者の方もスタッフの方もみんないい方で、和やかに思い思いの過ごし方で、ゆったりと一日を過ごしてくるようです。おしゃれをして出かけることもリハビリに大きく好影響を与えていると思います。自分で玄関の上がったり下りたりができるようになりました。90歳。でも、私の足だったら2分で歩ける歯医者までを歩くことができないので、私が車で乗せに行きます。福生から青梅まで車で行って、歩いて2分のところをアッシーするのです。CO2削減はなかなか難しい課題です。
 だいぶ元気になってきたので、今度は、父から家事を奪還していくのが母の次なる目標なのかもしれません。
 でもこれが、一番大変かも・・・父は今、母をお世話しまくっていますので、それが当たり前になりつつあり、仕事のようでもあり、楽しそうでもあり・・・洗濯機の使い方も昨年覚え、家事一切を一手に引き受けています。
 そして、父はカラオケの会を主催し、手作りのプログラム(新聞などを切り抜いた、昭和の脅迫状のような手作業ですが、コンビニでコピーを取ればあたかもパソコンで作ったかのごとくきれいに仕上げます)を携えて、地域会館に週に2回通います。また、3つ駅離れた妹の家まで、なんと自転車で歌を歌いながら出かけます。大きな声で歌っても、認知症と思われれば大丈夫なんだそうです(老人力に脱帽)5曲歌うと到着するそうです。
 さらに、日常的に、町を歩くときには、ゴミを拾ってしまうようで、どこで、見られていたのか、市長から表彰されたりしています。とくに、年末には、「一年間の町へのお礼の意味で駅前掃除」をするのだそうです。「一人でゴミ拾いをしているとシルバー人材の人が働いてるのかと、御苦労さま〜って通る人が言ってくれるよ(本人談)」・・・あなたは、いい人です。そして私には「あなたは市議会議員なんだから、町を掃除するようなときには、帽子とサングラスで誰だかわからないようにしてやりなさい。けっして名前と顔を売るようなことはしないように」と言います。そもそも、両親の自慢話をこんなところに載せること事態怒られそうですが・・・今日は一応敬老ですから、こんな元気な老人がいるということで、元気のおすそわけってことで許してもらいましょう。
 うちの子どもたちが小さいときは、突然、鼻眼鏡(眼鏡に鼻とひげが着いたおもちゃ)をつけて登場して、孫たちにサービスするユーモアたっぷりの朗らかな人でもあります。最強です。完璧です。
 人は、年を重ねるごとにできなくなることもあるけど、ある意味、最強・完璧に近づいて行くのかもしれません・・・それが老人力なのだと思います。
 老人力も活かして、まちづくり・・・けっこう、あたたかな、心の行きかう日本らしいまちづくりができるかもしれませんね。