大豆・・・育ってたー!!

エコカフェです。

花が咲いているのが、一本だけありましたー!
花が咲いているのが、一本だけありましたー!
 福生環境大学のメニューで、「エコカフェ」と名付けられた企画で、大豆を育てています。
 初めは、玉川上水から引いた分水が、福生の町をまだ流れているので、それを見にいく「分水歩き」が主目的の企画だと思って参加しました。
 実は、大豆づくりが主流だったのかも・・・いまごろ気づいている私。

 でも、大豆を豆の段階から芽を出させ、お世話した苗を畑に定植し、育っている姿を見るとなんだかとっても嬉しい気持ちです。
 
 先日は、2回目の定植と、前回植えた子たち(←もうかわいくて「私の子ども」扱い)の根元に土をもう少しかぶせてあげる「土寄せ」の作業をしました。この作業があなどれません。畝の間をシャベルで雑草を掻きながら、土を根元に寄せていきます。まだ雑草も小さいので、そのまま埋めてしまう感じで。しゃがんだままの姿勢で少しずつ前に進んでいくので、意外とたいへん!
 「農家の方は、こうして手間をかけて、作ってくれているんだね」「農薬をかけてしまえば簡単だけど、土がどんどん固くなっちゃうんだって」「農家でも世代が違うと作り方も違うんだって」などと、平日にも関わらず、12〜3人が集まっての作業でしたが、農家・生産現場の話など、語り合いながらの作業となりました。畑を提供してくださっている村野さんの話では、せっかく毎年耕して、いい土にしたのに、その土を盗んでいくフトドキモノがいるそうです。収穫物もとられたり・・・畑の敵は、害虫よりも人間かもしれません。どうか、今年は、そんな輩が近づきませんように!

 また、最近、あちこちで大雨の被害が起こっています。被害にあわれた方々には、心からお見舞い申し上げます。
 畑や田んぼは、雨の受け皿の役目をします。受けてくれるだけではなく、地下に浸透させ、地下水を涵養(かんよう)する場所になります。やっぱり、農薬で固くなった土よりも、やわらかい「いい土」のほうが、うまく浸透していきそうな気がするし、水の安全の意味からもなるべく農薬を使わないことは重要です。そんな畑が増えていくといいな〜 

 12月には、収穫した大豆で豆腐づくりをするそうです。楽しみ〜・・・ん?誰ですか?8月ごろに枝豆でビールのお供にしちゃうんでしょーなんて言っている人は?・・・それもいいかもですけどね!