環境自治体会議・にいはま会議・に行ってきました!

2011年6月2日 08時39分 | カテゴリー: 活動報告・日誌

ご報告が遅れましたが・・・

レースにも参戦できる仕様に改造した電気自動車を実際に持ってきていただき、説明してくださいました。手前が愛媛県産業技術研究所EV開発センター長佐藤氏。後ろで熱心に見ているのが多治見古川市長。
レースにも参戦できる仕様に改造した電気自動車を実際に持ってきていただき、説明してくださいました。手前が愛媛県産業技術研究所EV開発センター長佐藤氏。後ろで熱心に見ているのが多治見古川市長。
 5月25日〜27日の3日間、愛媛県新居浜市で行われた、今年の「環境自治体会議」に行ってきました。全国から自治体首長・議員・行政関係者・企業・市民活動団体等多くの人が集まって、環境について、先進事例の発表やさまざまな視点で議論が展開されました。
 2日目、10の分科会。それぞれ市内の公共施設や企業の研修施設などに大型バスで分散しパネルディスカッションやフィールドワークを行いました。

 これからは環境ビジネスだ!!環境分野に仕事を作り出すことが大事だ!と思っているので、分科会は「これからの環境ビジネスの行方」を選択。住友の発祥の地でもある新居浜市ですが、その住友の人材開発センター星越館が会場でした。

 ハイブリッド車の電池・・・ニッケル水素電池を、廃車になった車から取り出し、分解・再生し、もう一度ニッケル水素電池として作り、ハイブリッド車に搭載するまでの流れをトヨタと三友金属鉱山が協力して、2016〜2020年ころのハイブリッド車買い替えの時期(プリウスのモデルチェンジに合わせて販売台数の伸びが2004、2009〜10と山があったので、その12年後くらいからとの
読みだそうです)リサイクルビジネスに確立していこうと準備中だとのこと。
 また、一方「愛媛県EV開発プロジェクト」では、改造電気自動車への取り組みをしてるとのことで、手持ちの車をまちの中小の工場で改造できることを目指すことによって、低炭素ビジネスへの中小の参入の可能性を示しました。

 その他に、自然の風や光を取り込んで、まずは、エネルギーを多く使わない家の建て方を提案するエコハウス。国産材の木材を70%〜100%使うことも実現していること。(このテーマのパネラーだった住友林業住宅事業本部技術部技術開発グループ次長の田中氏とは、東京の木の循環についてお話したくて名刺交換させていただいたら、なんとご実家が福生市!びっくり!また森の話をさせていただきたい)
そして、双方向のソーラーパネルを開発した両面受光セル。
 4つの事例発表から、環境ビジネスについて語られました。

 コメンテーターには、多治見市長の古川雅典氏・コーディネーターに、京セラソーラーコーポレーション事業企画部酒井正治氏があたりました。

 パネルディスカッションの終わりのほうに、多治見市長が多治見市の紹介をする時間(5分ほど)を与えられ、多治見市の「クールアイランドタイル」を紹介。日本で一番熱い40.9度を記録したことから、この温暖化・猛暑でのマイナスイメージを逆手にとっての町ぐるみの取り組みを産官学ですすめていることも含め、たったの5分で無駄のない、しかも印象に残る、まさにこれぞトップセールスか!と感心してしまいました。タイルの反射を地面に向けず、そのまま空に太陽の熱を返すことによって、アスファルトの温度上昇を防ぎ、淡色のカラーバリエーションで、建物の中の温度の上昇も抑えるタイルでした。節電の夏に向け、このタイル使えそう〜外壁の工事をお考えのみなさんいかがでしょうか。
 
 環境自治体会議では、会員市が全国から54市。わが福生市も加盟しています!!残念ながら今回福生市の職員の参加はなかったようですが、2日目夕方に行なわれた会員市の会議で決議文の案が作られ、最終日に参加者全員の多くの拍手のもと採択されました。
 これまでの継続に加え、東日本大震災が起こってしまったこの時だからこそ、循環型・再生可能な社会づくりは、自治のもと、産官学民で、進めることの重要性が共通認識された会となりました。

にいはま会議宣言 
 日本社会は今、東日本大震災に福島第一原発被災という未曾有の国難に遭遇し、安全安心な社会システムが揺らぎ、再構築しなければならないという大きな岐路に立たされています。また、エネルギーと食料という生命と生活の根幹をなすものの確保に大打撃をもたらしました。そして、エネルギー政策の中での原子力発電の位置付けについては、様々な見解があり、今後も議論を深めていかなければなりません。

 私たちは、ここに改めて被災された皆様への哀悼の意を表し、お見舞いを申し上げますとともに、今こそ、被災地の復旧・復興に向けて、全ての英知と資源を結集させなければなりません。

 そのような中、「環境と産業の調和をめざして〜こどもたちの未来のために」をメインテーマに、全国から多数の仲間が集い、第19回環境自治体会議にいはま会議を開催しました。

 新居浜市は、公害を体験し、克服してきた歴史がある“まち”です。その先人の取り組みが、豊かな自然の恵みをもたらし、潤いと安らぎを与えてくれています。3日間にわたる議論を通じて、私たちは、この新居浜市の歴史を改めて認識し、新たな気づきにより環境問題解決へのヒントを大いに得ることができました。

 環境保全と産業育成は、人々の豊かな生活のための両輪であり、どちらも一方的に抑制されることなく、調和している社会こそが、子どもたちに手渡すべき未来であります。それを実現するには、私たち一人一人が環境に負荷を与える生活を変えていく決意が必要です。また、低炭素社会実現のための人づくり、技術革新など、国内外における持続可能な社会の発展に貢献する産業育成が必要不可欠であることを確認し、ここに次のとおり宣言します。

一、先人の知恵に学び、環境保全と産業育成を両立させ、持続可能な地域づくりに努めます。

一、災害時の相互支援の仕組みづくりを進めるとともに、安全安心な再生可能エネルギーの確保に努めます。

一、一人一人のライフスタイルを見直し、地球温暖化対策を進めます。

一、循環型社会の構築を目指し、省エネルギー・省資源化に努めます。

一、市民・事業者・行政の協働による環境先進都市づくりを推進します。

平成23年5月27日
第19回環境自治体会議にいはま会議参加者一同