震災瓦礫 拡散に待った!!〜②

2012年3月30日 13時36分 | カテゴリー: 活動報告・日誌

326政府交渉ネットに参加しました。

続きです。

そして、もうひとつ大きな問題として、東京電力福島第一原子力発電所の事故による放射能の影響。
 そもそも福島県で出た瓦礫は、他の2県に比べて少なく県内で処理する方針です。しかし、宮城と岩手の瓦礫の状況はどうなのでしょうか。昨年の事故以来野ざらしの状況。これまでも牛肉・稲わら汚染、陸前高田の松、文科省の放射線地図、両県下の市町村ゴミ処理施設の焼却灰の汚染度の測定結果などから、影響を受けていることは明白です。
 環境省災害廃棄物の広域処理の流れを見ると、二次仮置き場から受け入れ先へ搬出するときは、「線量計で廃棄物の周辺の空間線量率を測る」とあります。これはシーベルトということではないでしょうか?放射性物質の量がどれくらいあるかは、ベクレルでないとわかりません。環境省や各自治体が確認しているのは、各焼却施設で焼却灰を測定したベクレルですが、焼却前の数字は、出ていません。環境省に確認すると、震災瓦礫を測っていないと回答しました。なぜ、一般廃棄物として焼却して構いませんから広域でお願いしますと言えるのでしょうか? 当日の会場では、市民の側からの活動でわかったことの発表もありました。焼却施設でバグフィルターが放射性物質を99%捕まえるというのも、バグフィルターメーカーが「そんな実験やったことないので、捕れると補償はできません」と答えているそうです。また、島田市の市民が濃縮率なども考慮して計算してみたら、60%しか残らないとという結果が出たと発表。焼却灰の濃度のみ、煙突からの線量のみを確認する現在の「薄めて拡散」が可能になる状況では、全く対策になっていません。また、測定しているのはセシウムだけであり、他のさまざまな核種についての測定をしていません。ストロンチウムやプルトニウムが意外なほど遠くで見つかっている報道を聞くと、やはり、測定に関しても国が責任を持って体系的に行う事がもとめられます。

 現在、東京23区では、残念ながら、焼却が始まってしまいました。しかし、多摩地区では、まだ始まっていません。西多摩衛生組合と福生市環境課に確認したところ、多摩地区の7つの焼却施設が瓦礫の受け入れを表明していますが、その条件としては、
①周辺住民への説明と合意
②日の出にある最終処分地である、東京たま広域資源循環組合での受け入れ合意
③広域資源循環組合で受け入れる条件としての1・・・日の出の住民への説明と合意
④広域資源循環組合で受け入れる条件としての2・・・多摩地区7つの焼却施設の周辺住民の説明と合意
と4つが揃わないとならないそうです。

近辺での説明会の予定としては、
◆4月1日19時〜ゆとろぎ小ホールにて、羽村市の市民・在勤・在学者の方を対象に、周辺住民の説明会と合同での開催(羽村市生活環境課主催)
◆4月14日(土)19時か〜フレッシュランド西多摩ふれあい館(西多摩衛生組合となり)にて 瑞穂町町民・在勤在学者を対象に、周辺住民説明会合同開催(瑞穂町環境課主催)
 
 福生市もやってもらわなきゃ〜!!そして、西多摩衛生組合でごみを燃やしてないけど、健康影響は受けるかもしれない心配だな〜というエリアってどのくらいでしょうかね・・・自治体ごとに区切る必要がどこにあるのでしょうか?
 西多摩衛生組合の方には、まずはお電話でお話させていただいたついでに、「国がしっかり測定やバグフィルターの調査をやっていない以上、国がこう言っているということだけで進めるのは危険。市民に一番近い自治体や西多摩衛生組合が、しっかり主体的に市民を守ってほしい」とお願いしました。

 環境を守るための省が環境省のはずです!当日冒頭の「本日は放射能に関するお答は、技術的な知見を持っていないので、できません」」との言葉には、怒り+失笑が。
 国が瓦礫処理に使う予算を見直し、直接的な復興支援になるお金の使い方を!
 そして、放射能をこれ以上ばら撒かないで、少しでも清浄な場所は、放射能影響を受けた人の保養地に、そして、安全な食べ物を作る場所にするべきです。