マリアンナとパル—シャ

戦争とドイツ平和村の子どもたち

 

子どもたちのいのちは
可愛いいのち
たくましいいのち
きれいないのち
明るいいのち
みんな
みんな
大切ないのちです
だれも
そのいのちのつばさを
奪うことはできません
どんな時でも
いのちのつばさは
はばたき続けるのです
(絵本:マリアンナとパル—シャより)

女優の東ちづるさんがボランティアとして関わっていることで
日本にも紹介された「ドイツ平和村」
西多摩新聞にも紹介されていましたが、
先日、訪れた福生輝き市民サポートセンターでビラをいただいたので、今日は、その紹介をします。

ドイツ平和村は、TV放映もされたので、知っている方も多いと思いますが、世界各地の紛争で傷ついた子どもたちを引き取り、治療、リハビリ後、母国へ帰すという活動を行っているNPO団体です。

 日本人が一番「命」について考える8月。
 旧盆のこの時期に、終わった戦争。

 以来、戦争で他国の人を傷つけ、殺すという行為をしない(本当は誰もがそうしたいと思っているはずの)で来れた62年間。
 でもまだ世界には、戦禍におびえ、今日どうやって生き延びるかを毎日突きつけられて暮らす子どもたちがいる。

 我が家の長男が、生後1か月で高熱が出て入院となったとき、次女が小1の時にやはり原因不明の熱で入院したとき、車でたった30分、(次女のほうは10分)で行ける病院において帰らなければならなかったときでさえ、それぞれ、もう10何年も経っていても、今でも涙が出てくるくらい、心配で、可哀そうで、どうしようもない思いになったというのに。
 遠い異国の地に(そこは安全だとしても)身も心も傷ついた子どもを送り出す母の気持ちはいかばかりかと思うと、なぜ、こんな世界になってしまっているのかと、憤りを覚えます。

 日本の役目は、62年間戦争しないで済んだこの実績を活かして、世界に広めていくことではないのでしょうか?
 
 プチギャラリー2F・3Fでの展示は、
 絵本画や、平和村の写真や資料など
 9/4(火)〜9(日) 10時〜19時(5日と9日は17時半終了) 
   入場無料です。

 ぜひ、足を運んでみませんか?

 そして、そのあと
 9月16日(日)に予定されているチャリティ・ウォークにもぜひ参加してみませんか? 私も、おにぎりと水筒持って、参加してみようかなと思っています。(保険に入る関係で、8月31日までに申し込んでくださいとのことです!)
 福生輝き市民サポートセンター TEL042−551−0166