(でも、福生は、一人会派も認められていますので、私は「生活者ネットワーク」という会派名で1期目の4年間活動しました。)また、何かと話題の政務調査費も会派に対して支払われ、議会の中でグループで活動することが求められているようなところがあります。
しかし、議員定数が50人とかいるような区部の議会ならいざ知らず、たったの20人ぽっちの福生の市議会で会派を分けて議会運営していく意味があるのか?ということは非常に疑問です。
(そもそも考え方の違う方同士が、「同じ党なので会派を組んでいらっしゃる」のを見受けるに、議事に対する判断にも党議拘束がかかったり、窮屈そうだな〜と見えるときもあります・・・)たったの20人で6万人の市民の声を反映したまちづくりをするには、ひとりひとりの議員が、議論を尽くしていくことこそ大事ではないでしょうか?
とはいえ・・・
今回の福生市議会の会派構成をみると
正和会(いわゆる自民党)が11名・公明党4名・民主党1名・共産党1名・市民派2名・そして、私、生活者ネットワークが1名
・・・と、単独会派で過半数という状況になりました。
与党・野党があるとすれば、市長与党が過半数という安定政権なわけです。
国と違って、市議会は二元代表制ですので、与党とか野党というのはおかしいのですが、(市民から選ばれた市長に対して、市民から選ばれた市議会がチェックいれたり・・・ということなので)でも、実際には、自民系の市長に、自民系の正和会は賛成するのですよ。
いま、求められているのは、活発な討論の場となる議会であり、市民にわかりやすく、そして開かれた議会なのではないでしょうか?そのためにいままでよりも、議員提案が増えていくことなども求められています。議員提案権は、議会の1/12の議員の賛成がないとできませんので、一人では直接できません。
また、生活者ネットワーク以外の議員さんとのかかわりを深めることによって、また、違った角度からの見方の勉強にもなると思います。
といったことを考慮して、今回、党に属していらっしゃらないお二人(小野沢久議員と田村正秋議員)からのお話を受け、いっしょに会派を結成することになりました。
会派名 市民派未来クラブ
「市民とともに」をモットーに、そして、政治は未来を創っていく仕事なので、このようなネーミングになりました。
今後は、3人で協力しつつ、しかし、党が一緒になったわけではないので、ひとつひとつの議案の賛否等は自由に、ひとりひとりが判断してよいということを確認して、会派結成届を5月10日議会事務局へ提出しました。
福生・生活者ネットワークは、福生のまちにこだわり、市民の皆さんとともに活動し、一緒にまちづくりを広げていきます。議会活動がさらに活発になり、市民の皆さんの声が届くよう動いていきます。
また、本日行われた、議会臨時会で、議長はじめ、議会での役割分担が決まりました。
私は、今回、市民厚生委員会の委員長をやらせていただくことになりました。緊張していますが、精一杯務めさせていただきます。