先輩議員の「勉強になるからやってみたら」というお声に答えて、予算審査特別委員会の副委員長を務めさせていただきました。
いつもの席とは違う委員長・副委員長席からは、思った以上に、理事者側、議会側双方の表情までよく見て取れ、質問のやり取りもよく聞く事ができた気がします。
傍から見ていたのと違い、副委員長はとても忙しい役だということがわかりました。委員会運営がスムーズに進むように、手を上げている委員の誰をさしたらいいのか、質問にきちんと答弁がかみ合っているか、答弁漏れはないか、などなど、委員長をサポートしつつ、自分の質問したいところも、逃さず手を上げなければなりません。本当に、勉強になり、いい経験をさせていただきました。
大きなところでは、市民活動の拠点となる、輝き市民活動サポートセンターの開設を秋に予定しているとのことで、開設準備予算、不登校対策として適応指導教室の予算などが盛り込まれました。
子ども家庭支援センターは、7月開所をめざして、福祉センター内で間借りして準備が始まりますが、福生ネットが提案してきた常設の親子ひろばは、今のところ併設できないとのことで、相談事業から始まるようです。
しかし、相談に訪れるにも、普段から遊びにいける親子ひろばがあると無いのとでは、親しみやすさが違います。先日も、悲しい虐待の事件が報じられていましたが、児童相談所が目の前にあるところで、事件は起こり、相談が持ちかけられていたにもかかわらず、という内容でした。子育ては、日常的に休みなく続いていきます。そのどの時点から、虐待への道へ進んでしまうかは、日常的に垣間見れるところでしか、発見できないのかもしれません。
また、子育ての仲間がいる場所や、ちょっとホッとできる場所は、町のあちこちにあって、選択できることがこれからの子育て支援に求められているのではないでしょうか。
市は、利用者の声を聞いて、親子ひろばの開設も今後考えるといっています。福生ネットでも、引き続き働きかけますが、市民の皆さんもぜひ、声をあげていきましょう。