9月議会では

食品安全条例への意見書の提案

 今、東京都で「食品安全条例」作りが行われています。
 今までの「食品衛生管理」という考え方では、事業者に対する管理ばかりで、事業者にしてみても締め付け、消費者にとっては、食品の何が安全で何が危険なのかという事に対して、主体的に物を言う場所がないという問題点がありました。
今回東京都で作ろうとするものには「消費者の主体的な権利」を明記しそこから条例作りを考えていってもらいたいと思い、生活者ネットワークでは、各基礎自治体ごとに話し合い、議会として都に意見書を出しましょうという提案活動を行いました。
 福生議会は、4月の終わりからメンバーとなって感じる所ではとても民主的なところです。先輩方が作ってきたこの良き空気は、誰が言った事に対してもきちんと受け止め、話し合うという所に一番現れています。足りない所は休憩時間も理解を深めるために質問しあったり情報交換したりします。一般世間ではあたりまえのことがなかなかむずかしいといわれるこの世界にあって、福生においてはスムーズにできている素晴らしい議会です。
 この食品安全条例への意見書についても、ネットとしては9月に提出したいという気持ちはありましたが、各会派からは、もっと勉強し中身を精査する必要があるという意見が出、次回また話し合いましょうという事になりました。意欲的な前向きな先送りと判断し、納得しました。
 やりたいことがあっても、それをどこでどのように言って行ったら実現するのかわからないままに、やっているので時には失敗したりしています。そんなときも回りの先輩議員や事務局、市の職員、皆さんで教えてくれます。一歩一歩勉強しながら、頑張ろうと思っています。