ご自宅の庭に井戸を掘って利用していらっしゃるご家庭が、福生には約210箇所あるそうです。
毎年、10箇所ずつ水質調査をしていますが、地下水の水系ごとにバラけさせて、調査を行うことで、地下水の状況をだいたい把握できるとの判断から、この数になっているそうです。庭の水撒きや洗車等に使っている家庭が多いようだとのことでした。
なにか災害が起こった時、飲み水に使えるかどうかは別として、水はたくさん必要になります。
小平などでは、こうした井戸を災害時に利用できるよう、各井戸の所有者にご協力いただいて、住所を公開し、「防災井戸」の表示をしているそうです。
福生では、市内2箇所に貯水槽を設け、いざという時に備えてますが、小平のように、防災の井戸として各井戸を登録することはできないでしょうか?
実際に地震が起きたりといった災害時には、水系が変わってしまったり、水がかれてしまったりということが起こるかも知れませんが、リスクを恐れているばかりでなく、できることは何でも備えておこうという気持ち・動きが必要ではないでしょうか?