昨年度、福生の市民会館大ホールが改修工事中だったので、昭島市民会館をお借りしましたが、今年は、リニューアルした福生の大ホールに一中生の声を響かせました。
普段、なにかとお小言をいただくことの多い中学生ですが、このときばかりは、なんとかっこよく・素敵な姿を舞台から見せてくれる。毎年不思議な魔力さえ感じる合唱コンクールです。
なにぶん点数をつけるのがむずかしい芸術分野ですが、学年ごとの力の差は歴然!
一年生がやっと声を出しているのに比べ、2年生は合唱としてハーモニーを聞かせてくれます。そして、3年生の圧倒的な迫力。「ソロ」が入る凝った演出のクラスもあって、聞きごたえ見ごたえがあります。
クラス紹介のコメントでは、「大好きな担任の先生のために、金賞を捕ります!」と宣言したクラスが本当に金賞を受賞するというドラマチックな展開もありました。
クラスが一致団結する。心ひとつになる体験は、学校でこそできる体験ではないでしょうか。
一緒に、同じものに感動する体験は、心を育て、人と共感することを気持ちいいこととしてとらえる。そうしたことは、脳みそにたくさんインプットして欲しいです。
また、先日の日曜日は、市P連の球技大会。こちらは、おとなたちがスポーツを通じて、親睦を深め、市内全域の小中学校の保護者が連帯をつくって行こうという目的で毎年行われています。
こちらも、また、白熱!学校対決になるので、選手も応援も力が入ります。前評判から始まって、今年はあそこが強そうだぞなどうわさが飛び始めます。でも、当日はどんでん返しが起こったり・・・。練習中から本番から、ひとつひとつのチームにまつわる秘話があったりして、こちらもかなりドラマチックなんです。
おとなだけど、こうして熱くなれるって、ものすごく素敵だし、大事なことだと思います。
かあちゃんまた、なに大騒ぎしてんの?
・・・と子ども達に冷たい目で見られても、大騒ぎする姿、盛り上がる気持ちを子ども達には見せていきたいな〜と思っているので、いいのです。いつかきっと、っていうか、自分達の世界の中では我が家の冷静な子ども達も盛り上がったりしているのでしょうから。
秋は、感動の連続ですね。