子ども達の悩みを聞いていると、こころの居場所が足りていないなと感じるそうです。
家にいてもやすらげない、家族がそこにいてもいなくても、家庭の中で孤独を味わっている子ども達がいかに多いかに驚かされるそうです。
また、11月以来のいじめに関する報道が続く中、それまでは、「性の悩み」が多かったのが、圧倒的に「いじめ」についてが多くなったそうです。悩んでいる子が全国にいることがわかって、「私も相談してみよう」となったならよかったのかもしれません。中には、そんなひどい事されているなら、学校を休めば、休んでもいいんだよと言わざるを得ないケースでも、休む事は悪とばかりに、ムリをしている子もいるそうです。
印象的だったのは、年に何回かフリーダイヤルの日を設定すると、その日はものすごく件数が多くかかって来るそうです。悩んでぎりぎりになっているのに、「電話代」を気にしているのだそうです。
子どもって、おとなが思っているより、深いことまで考えたり、いろんな事に気を使っているんですね。
福生市にも、24時間何でも相談できる窓口や、電話があるといいですね、でも、福生の子が福生の人に相談するのも、なんとなくいやという事もあるでしょうから、広域的につくっていく必要があるのかもしれません。
まだまだボランティアでやっているのが現状なので、チャイルドラインの活動じたい、行政との連携が取りづらいとか、運営の安定性とか、悩みが多いようです。
子どもが安心して、まわりのおとなに相談できる、そうゆう町にしていきたいです。
まちは、クリスマスだけれど、心の居場所を探している子ども達はどんなクリスマスを過ごすのでしょうか。