分遣隊なるものが横田にできることを発表する記者会見が予定されているということのお知らせでした。
横田基地に関する情報は、その都度、訓練の予定であるとかも含めて、市役所から議員へ送られてきます。一昨年来の米軍再編に関しては、わかるかぎりの情報が流されてきたのですが、このわかるかぎりのというのが、当該の自治体であるにもかかわらず、新聞報道とあまり変わらない、もしくはスピードで負けているという状況です。もしかしたら、つかんでいても出せない情報もあるのかもしれませんが、担当課に聞くと、そんなことなくて、こちらも困っているところでございます・・・と言われてしまいます。
さて、今回の「分遣隊」
米空軍 ハワイの第13空軍司令部から、50人が派遣されてきて、5日からもう仕事をしていると、asahi.comに出ておりました。5日に記者会見なのに、その時はもう移ってきていて活動をはじめているなんて、まったく相変わらず失礼極まりない気がします。
分遣隊がいることで、さらにミサイル防衛に対して、日本の自衛隊(こちらも横田に移駐の予定がありますが・・・)と米空軍との連携が強化され、有事の際の即座の対応がしやすくなるということです。
確かに、危険な動きも報道される今日この頃ですので、防衛も強化したくなるでしょうが、平和維持や有事に至る事を回避する外交など、もっと力を入れて欲しい所は、さらに見えてきていないのが気になります。
憲法改正への動きや防衛庁の省への昇格などは、アジアの各国からも注視されているようです。
日本は、不戦の誓いを掲げて、アジアの平和のリーダーになる役目があるのではないでしょうか!さきの敗戦から、戦争という国をあげての暴力を放棄し、経済で国を大国に押し上げた日本は、紛争が絶えないイラクなど中東各国からも尊敬されていたといいます。しかし、今、アメリカとともに、イラクへ自衛隊を送り込んだ日本を現地の方はどう見ているのか・・・
分遣隊から、少し離れましたが、そうやって米軍と自衛隊が連携の強化を着々と進めている、しかも、私たちに知らされるのは事後報告。
これって、防衛が強化された〜と単純に安心していていいのだろうかと疑問を持った報道でした。