1月8日 13:00〜
新成人自らによる実行委員会形式の式典は、福生は、なんと42年前からやっているのだ
・・・と、当日のビデオレターに出てきた、榊田元校長先生(今年の新成人が小学生の頃三小の校長をされていた)が、自らがその実行委員であったとビデオの中で明かされました。その時の担当職員が今の野沢市長であることも。
すごい年季が入っていますね〜!
でも、毎年、実行委員になった方たちは、本当に生きいきと輝いているなと感じます。それは、式典が始まる前であっても、来賓を迎える主催者側の立場で、気持ちよく案内や世話を焼いてくださる様子から、気持ちが伝わって来るようです。
立派だなと思います。
ひとつ、残念だったのは、参加者のみなさん、せっかく素敵な振袖姿なのだから、長い袖の扱いや、座り方、ショールをどうするか等々、立ち居振舞いにも、着物なりのかっこよさを求めてほしかったなと思います。
草履の足が開いている、長い袖が床につくままにだらりと横に垂れているなど、舞台から見えてしまいました。惜しい!髪もきまって本当に素敵なのだから。
これは、おとなの先輩である、私たちが反省すべき問題かもしれません。
着物を着る機会が、極端に少なくなっている今日この頃、こうしたらかっこいいというのを伝える場面がないからと、伝えることを怠ってきてしまっているのではないでしょうか。
一生一度の晴れ姿の成人式に、「ただ着ている」となってしまうのはもったいない。まわりのおとな(親御さん・親戚の方・美容師さん・・・)が少々おせっかいに思われても、伝えていくことが必要かもしれません。
ちょっと、おばさんのお小言のようになってしまいましたが・・・
私だって、いざ着物を着ようと思ってもチキンと立ち居振舞いできるか自信は無いのですけどね・・・そんな私ですら、当日見ていて、「あ〜知らないんだな〜」って感じたものですから。
文化を伝えるって本当にたいへん。
何はともあれ、混乱のない、落ち着いたいい式であっったことは、紛れも無く、実行委員の方たちと、そして、仲間とともに祝おうとする参加者のみなさんの力だと思うのですが。
今日は、我が家のベランダから臨む
横田基地から上がる日の出。
新成人の未来も、
平和で輝く未来であることを願って