PTAは、新旧交替の季節です。毎週のように、どこかの学校で総会が開かれています。
我が福生一中も、5月12日の総会の準備で、今日は、新旧の本部役員が学校に集まって、議案書の綴じ込み作業をしました。
先生側の18年度PTA本部役員をしてくださったO先生が、部活動指導の傍ら、のぞいてくれ、「手が足りなかったら、気の利いたやつ5〜6人見繕って、手伝わせようか?」と声をかけてくださいました。
どんな「気の利いたやつ」が来てくれるのか、楽しみに待っていると、来ました来ました。気の利いた中学生のやつらが。
仕事は単純に、ページ順に重ねて行く作業です。簡単に説明するとすぐに取り掛かり、どんどんやり方をその子なりに工夫して、効率を上げようと努力していきます。中には、椅子を使って、じぶんの動きにリズムをつけ、スピードを楽しみながら作業するやつも出てきて。しかも、会話の楽しいやり取りがポンポン飛び交います。
先生も心得ていて、30分で、メンバーを交代させ、だらけないように、そして、一人でも多くの子に体験(ってほどでもないかもしれませんが、おとなと一緒に作業し、誉められるというのは、いい体験だと思います)させようとの配慮なのではないかと。15分もすると飽きてきて、「早く球打ちてえ〜」「おれはPTA会員じゃないのに、なんでやってんだ?」「PTA資料作り部だ、コレじゃあ・・・」「ドラえもん呼んで来て〜」「先生、時給の変わりに、飯おごって〜」
つぎつぎ、愚痴なのか、冗談なのか、出てきます。が、作業の効率は、むしろ上がっています。慣れてきたけど、飽きも来たという時間が30分。メンバー交代しますが、止めてみるとまた、やりたくなる作業。
連休で、後輩の練習を覗きに来ていた今春卒業したばかりの高校1年生も、手伝ってくれました。
おかげで、私たち、おとなも楽しい楽しい作業となりました。
本当に時間的にも助かりましたよ!
中学生ともなると、本格的に助かるようになり、仕事によっては、人手の一人と考えていいくらいの事をしてくれます。(今日の子達は、「気の利いたやつら」だったのかもしれませんが。)
八王子では、(前にもご紹介しましたが)防災訓練の時、中学生は、助けられる役ではなく、働いて地域の人を助ける訓練をしているそうです。体験を重ねて、実際の仕事の時に使える人間になっておく。仕事でも、災害時でも同じ事のような気がします。
これからの防災の視点では、市民自身がどのように主体的な動きをして、自助的に危機を乗り切ることの訓練が重要視されています。一番地域にいる可能性が高い中学生も、人手として、周りを助ける役どころを担ってもらえると、心強いな〜と思います。
今日の仕事ぶりなら大丈夫。自分なりのやり方を考えて、工夫したり、相手のやり方を見て、臨機応変合わせていくこともできる、使えるやつらでした。なんか、嬉しくなった、今日の作業でした。
午後からは、福生駅前で、活動報告の遊説を行いました。
生活者ネットワークは、市民の政治団体。みなさんのご意見お待ちしております。
遊説は、選挙中のアピールだけではないのだあ!
普段の活動こそ、知ってもらいたい。
これからの4年間、あちこちで、遊説したいな〜