消防団

出初式と新年会に行ってきました!

 福生第五小学校の校庭で行われた、消防団の出初式に行ってきました。
 気持ちのいい青空が広がる中、消防団員が整列し、行進してくる様は、頼もしいものがあります。20代から40代前半くらいまでの方が担ってくださっているとのことですが、なかなか引き受け手が足りないそうです。消防団への理解を進めて、新人が入ってきやすくすることも必要だと、新年会でも話題になりました。

 消防団は、消防署員とは違います。訓練はしますが、実際の火事現場では、消防署員の後方支援をするそうです。そして、今日の第2分団の新年会で、分団長のごあいさつでは、「地域の人間がそこ(火災の現場)にいることで、地域の情報があることの重要性」についてふれられていました。
 確かに、どんな時に火災になるかわからない中で、現場の家がどのような家族構成だとか、となりにどんな人が住んでいるかとか、情報があるのとないのとでは大違いだなと思います。
 夜中であったり、寒くても暑くても火事が起これば出動しなくてはならないことは、つらく大変なことばかりだと思いますが、そうした活動の元に私たちの安心な暮らしが確保されているのだなと、改めて思いました。担ってくださっている方たちの御苦労本当に頭が下がる思いです。感謝申し上げます。
 新年会で、若い団員の方とお話しさせていただきました。「消防団は、とてもたいへんな部分が多いと思いますが、入ってよかったと思うことはありますか?」と聞いてみました。その23歳の団員の答えは「普通だったら知り合うこともないだろう方たちと、出会えていろいろなお話をさせていただけるのは、自分にとってとても勉強になります。」というものでした。そして、消防団OBの方に、その話をすると、今度はその方から「年代が上の者にとっても、若い人たちの話が聞ける場になってるんだよ。ジェネレーションギャップを感じつつ、新しい情報ももらえるんだ」という言葉が出てきました。
 市民の安心安全を守りながら、世代間のつながりも作っている。すごいな〜消防団!・・・ということで、消防団に入ってもいいかもと思う方、ぜひ連絡してください。
 9日の火事から幕開けとなってしまった2009年。一年を通して、火事など少なく済みますように。


右下の写真は、5小の校庭に、すずなりに実をつけた「栴檀(せんだん)」青空に。

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