まさか、大統領就任へのテロか、反対派の仕業か?そして、何が燃えているのか。一部福生市内に緊張が走りました。
かなり煙がもうもうと出ていて、それが、朝になってもまだ続いていました。
福生市へも消防の出動依頼が来て、消防車5台・はしご車2台・指揮車1台・38名の消防隊員が出動し横田の中の消防隊と一緒になって消火作業に当たったようです。
出火原因などは、まだ、調査中です。
次の日、段下の公園の水路の魚が浮かびました。
市内の学校には、この水路の水や魚に触れないようにと、児童生徒に注意が呼びかけられました。
この火事との関連性を疑われるのは、横田基地の舗装されたところに降った雨の水は、雨水管をとおって、この公園のところに流れ出ているためです。こちらも調査中で、環境基準については問題ないとのことでしたが、実際に魚が死んでしまう何かがあったわけですので、継続的に調査を進めてほしいと考えます。
普段あまり意識してきませんでしたが、横田基地からの雨水管に流れ込む水は、どんなものでしょうか。そして、流れ出る先は、福生ですが、福生の公園の水と合流して昭島市との境目で多摩川に流れ込むということですので、何が流されていて、それについては、浄化する仕組みになっているのかということが非常に気になってきました。
基地にある飛行機や車の洗浄に使われた水は、下水に入るようになっているでしょうか?火事で燃えたものの中に、なにか化学物質があったら?
米軍横田基地を抱える、わが福生市(市の面積の3分の1を取られています。)その割合は、周辺自治体[羽村・瑞穂・昭島・立川・武蔵村山])の中でも一番占められています。
これは、同時に基地の中で起こること全てに、一番、影響される可能性が高いとも言えます。
空も地下水もつながっています。しかし、相手がカリフォルニア州・軍事施設ということで情報が迅速に伝えられない現状があります。今回のように、何かあれば、こちらから協力することもあるのです。なのに肝心のことは、知らされないのでは、私たちのまちにどのような影響があるのかないのかの判断もつきません。また、市としても、今回ような場合の対応として、今回は担当者が駆けつけ、次の日も説明を求めに基地に入ったようですが、情報収集の体制には不備はなかったのか。さまざまなことを想定しての危機管理はどのようになっているのか、確認したいところです。
横田基地はなかなかなくならないですが、生活の視点で、きちんとチェックを入れることは、重要だと改めて思いました。
今回の火災についても、原因究明し報告いただくことを要請したいと思います。