連休の最終日(世の中では、まだ連休が続いているうらやましい方もいらっしゃるようですが・・・)の5月6日。東久留米市の、湧水や緑地保全地域、土蔵や茅葺き屋根のお屋敷など、見学させていただきました。
東久留米で活動されている、「東久留米の水と景観を守る会」の佐藤さんと、「東久留米 湧水・清流保全条例研究会」の渡部さんの、案内で、気持いい〜散策の会となりました。
東久留米は、環境省による「平成の名水百選」に東京都内で唯一選定され、「東京都の名水57選」にも選ばれたまちにふさわしく、湧水から流れでる清らかな水が、市内のあちこちで見て触れることができ、昔ながらの民家や土蔵、そして緑とともに、楽しめるまちでした。
民家や土蔵も、どこぞから移築された資料館的・博物館的なものではなく、現在も実際の生活で使われているお宅を、登録を進めたり、見学コースに協力していただいたりしているところが、またすごい!
この豊かな緑と、景観を残して来れたのも、地域の住民が主体的に保全活動を行い、また、行政が積極的に「残す」という動きを作り、東京都の機能も使いと、まさに、永年にわたり、住民と行政の協働で実現しているものなのだということがわかりました。
「花木樹木ウォッチング」「旧家のこいのぼりを見ながら、湧水へ行こう」そんな企画には、毎回100人からの人が、市内外から押しかけるそうです。道すがらも見るものいっぱい、自然を感じるものいっぱいの、そして、道も歩きやすいまちでもありました。
地域性を考慮した、地下水保全の条例とは・・・なんてことを話しながら、また、東久留米のいろいろをお聞きしながら、雨の散策でしたが、緑が余計に美しく光り、本当にいい1日を過ごさせていただきました。
福生もあらためて、歩いてみよう!そう思いながら帰ってきました。
写真左下は、竹林公園の中の湧水。右下は、井戸と大きな鯉のぼりが、広〜いお庭の真ん中にある、野崎家。お庭まで入れていただき、養蚕のお話などお聞きしました。土蔵が2つ、母屋のほかに別棟が2つ?周りは林。お手入れたいへんそうではある・・・