12月31日から1月3日までの、行政が閉庁している期間の相談窓口として、生活困窮者の相談を受け、宿泊費や生活費(一日1000円のクオカード)やお米などを支援し、4日には、行政機関があくので、そこに相談をつないでいくというものです。
4日間で、106件。3本の携帯電話が大忙しだったことでしょう。お疲れ様でした。
平均年齢50歳。40代の相談が最も多く、20代・30代も20人。106人のうち、所持金が100円以下の人は30人もいたそうです。
困窮度合いの深刻度が伺えます。
身分証がなく、携帯電話が持てない・ネットカフェに宿泊できないないなど、ひとつのことが、次なる道も閉ざしてしまうことも。
今年こそ、一人ひとりが自分自身の面倒を見れるくらいには、真っ当な世の中にしなくては!衣食住が足りることに加え、医も学びも、遊びもある程度・・・人間が生きていくには、いろいろ必要です。どうしたら、その人の身がたつか、単なる甘えではなく、自立へのステップをどう踏んでいくかを一緒に考える場が求められていると思います。
昨年終わりには、68歳・70歳といった方々が職を求めて、なかなか決まらず困っていますという話を立て続けにお聞きしました。労働力人口は、15歳から64歳で計算しますが、「いくつになっても体が動くうちは働きたい」そう思うのは、自然で、健康的な発想です。それから、若者たち。大学を卒業しても就職が見つからない、中学から不登校で、行く場所がないなど、状況はそれぞれですが、社会全体、さまざまに職を生み出し、誰もが職に就ける社会にしなくてはと、改めて思います。
環境にまつわる仕事や、福祉・教育といった人相手の仕事の現場に就く人が増えるような流れに変えて、雇用を生み出し、だれもが自立した生活を送れる社会にしていく年にしましょう!!