子どもたちが安心できる場所

19・20日と、青梅ブンブンの会が行う「キッズウィークエンド」に参加してきました。

福島の子どもたちを放射能から保養させようというプログラムで、今回で5回目。私は、前回と今回の2回参加しました。

総勢38名の子どもたちが御岳駅近くの素泊まりの宿「Aヤード」」に泊まり、餅つきや竹馬、手作り凧揚げなど、思いっきり外遊びを楽しみました。多摩川もすぐ近くということで、川原に散歩に行ったり、夜は、沢井市民センターの多目的室で、音楽を使って遊ぶワークショップや、思い思いにやりたいことをやる!元気な声がはじける時間でした☆

放射能影響の無い食材で、「野菜もお肉もフルーツも、とにかく思いっきり食べてほしい!」そんな愛情たっぷりメニューを、ボランティアスタッフの炊事班が作り、総勢70名の胃袋を満たしました。(美味しかった~!!)

今日(20日)は最終日。

子どもたちは、代々木のアースデイで遊んで帰っていくということで、朝9:00のお見送りになりました。

バスを見送る御岳橋の上には、獅子舞も登場して、元気でまた会おうね!と別れを惜しみました。

ほんとに、元気でと祈らずにはいられません。

ホンの2日半ほどの日程ですが、「思いっきり好きなことをして、思いっきり体を動かし、思いっきり笑顔に囲まれて、思いっきり笑う」そんな時間が、この子達にとって、大切な栄養となるはずです。

スタッフたちの最終日は、アースデイ付添い班と、片付け班に分かれ、私は片づけでしたが、少し早めに上がらせていただき、午後は、福生に戻って、一転「放課後等児童デイサービス 歩っ歩(ぽっぽ)」の一周年記念式典に出席しました。

1年間の歩みを映像で紹介していただき、来賓の代表のみの挨拶にとどまらす、出席者全員がひとことずつという、心温まる式典でした。

そこに来た人を誰でも大切にしてきたこの事業者のスタッフのみなさんの姿勢が、ほんとうに伝わってきました。

保護者の方々の言葉も、感動的で、中に「ここが無かった時には、いったいどう過ごしていたんだろうと思います」とおっしゃった方がいらして、障がいとともに暮らす当事者の子さんやご家族にとって、もう無くてはならない、日常生活に溶け込んだものなっているんだなと思いました。

この19日と20日の二日間、子どもたちの笑顔をたくさん見ました☆

周りにいるおとなたちの笑顔も!

わたしたちは、子どもたちがどの子も、どこに住んでいても、安心できる場所を用意し、広げ、地球上を安心できる世界にしていかなくては!と、あたためて思いました。