集団的自衛権容認 反対!

自民・公明両党は、今朝7時半からの【安全保障法制整備の協議】において、集団的自衛権を容認する憲法解釈の変更を合意してしまいました!

本日(平成26年7月1日)、午後にも臨時閣議を開き決定してしまう方向だという報道です!

これまで、第二次世界大戦の終戦以降、憲法9条によって、戦争に直接的にかかわることなく、ひとりの戦死者も、ひとりの戦争での殺害者も出さずに来た日本。

それが、この集団的自衛権容認によって、戦争に加われる国に変容してしまう道を開くことになってしまいます。

しかも、国の在り方の根幹に関わる問題を、国民的議論も呼びかけず、コンセンサスを得る努力もせず、正当な手続きである国民投票等の手段を取らず、国会での議論も不十分なまま、一時の政権が変えてしまうという、民主国家にあるまじき方法で、変えられようとしています。

これまで、福生・生活者ネットワークでは、街頭シール投票や遊説で、この問題を発信し、多くの市民の皆さんと対話してきました。

シール投票では、集団的自衛権容認に、反対の人が圧倒的多数!

中には、賛成の人もいましたが、話してみると、集団的自衛権と個別的自衛権を混同してしまっている人や、決め方には問題があるとおっしゃる方など、到底、国民が納得などしていないという状況でした。

全国の地方議員が立ち上がって、全国自治体議員立憲ネットワークもでき、私も呼びかけ人の一人として名を連ねました。

福生市という【横田基地に市域の三分の一を取られている町】では、その影響をまともに受ける可能性も高い。これまでもアメリカがどこかの国へ武力行使をするたびに、基地周辺には緊張が走り、さまざまな事件も起こってきた中で、現在、自衛隊も移駐し、【米軍横田基地であり、自衛隊横田基地でもある】形になったところでの、集団的自衛権容認となれば、私たちの市民生活にどんな影響が出るのか、はかり知れません!

私たちの福生市には、約50か国の国籍の人たちが暮らしています。

小中学校にもふつうに、多様な子どもたちが通って、友達関係を結んでいます。

多様性を認め合い、多文化共生のまちづくりをすすめている中で、子どもたちが自然と平和や人権が学べるまちに高めていく努力をしています。そして、かなり、体制も整ってきている。

憲法9条の不戦の誓いは、これからの社会づくり、世界観に大きく影響させていくべきものであり、日本が国連の先を行っている部分でもあります。

子どもたちにこの理念を受け継ぎたい。この福生市から。

そうした思いで今日も活動します。

まだあきらめません。

みなさんもぜひ、身近な議員の方と対話してみてください!

大事なことは市民が決める!市民が決めさせるんです!