市民生活を、オスプレイに壊させるな!

「ほほえみフェスティバル」例年この建物前の広場も使われますが、雨なので、ほとんどを建物内にブースを移動させて行われています。

ほほえみフェスティバルで二匹のトンボをget!右はガールスカウトのコーナーで教えてもらいながら作ったもの。左は毎年楽しみにしている七宝焼きのコーナーで見つけたもの。作者は「もう80歳よ」といいながら、きめ細かいお肌ときれいな白髪の知り合い。元気はつらつである。どちらもピンク。なんだか嬉しい買い物でした。

写真は、今日行われている【ほほえみフェスティバル】のもの。後半その話が出てきます・・・まずは、オスプレイの話題から。
 

◆オスプレイ配備のニュースが流れた!

10月3日(金)の夜、何気につけていたTVのニュースから、「CV-22オスプレイ 横田基地配備の検討」と流れてきました。沖縄知事選をにらんで、沖縄の負担軽減を具体的にするという内容でした。

またもや、地元自治体へは、なんの情報提供も、相談もないままに進めようというのか!いつもニュース報道が先行します!ほんとうに地域に暮らす人々を国はどう思っているのか!まったく許せません。

しかも、知事選の選挙対策というではありませんか!そんなことで、選挙さえ乗り越えれば、あとは何をしてもいいと言わんばかりの国の在り方に疑問を持ちます。

MV-22オスプレイは、主に、人員や物資の輸送に使われる海兵隊所属のもの

CV-22オスプレイは、空軍の特殊部隊が使用するもので戦闘機の仲間となる

ということで、CV-22オスプレイは戦闘機のくくりになるもの。それを基地の性格としては輸送基地である横田基地に配備するというのは、乱暴すぎます。そして、万が一、配備ということにでもなれば、それに伴う訓練も行われることとなり、これまでの様相とは一変します。市民生活への影響が心配されます。

「以前に比べて、飛行回数がずいぶん増えて、夜の時間帯の音が気になるようになった。自衛隊が横田基地に来たことが関係があるのか」との市民からの訴えを受け、先日、担当課へ問い合わせたばかり。その時は、増えているのは自衛隊機ではなく、やはり米軍機。市内上空を旋回するような飛び方は、訓練と思われるが、米軍には詳しく日本側に伝える義務はなく、知らせのあったもののみ、議員はじめ関係各位へ情報提供している。ということでした。(議員には、パラシュート降下訓練がありますとか、輸送機の訓練がありますとか、FAXがその都度届きます)

何が飛んでも文句を言うなというような、強引な姿勢。そして、国はどこまで情報をつかんでいるのか、地元自治体への情報提供は、まったく不十分です。

福生市の市域の3分の1を占め、周辺5市1町(福生・立川・昭島・羽村・武蔵村山・瑞穂)、そして、そのまた周辺には、青梅、あきる野、入間、八王子と広がる、充分に人口密集地。そこに横たわるのが、横田基地です。多くの市民生活がそこにあります。

昨年も一度、配備かという報道が流れた時に、福生市議会から国に対して、配備は拒否する旨、決議文をあげています。https://www.city.fussa.tokyo.jp/assembly/meeting/m1cpmb000002wkvb-att/a1381185989339.pdf

沖縄の負担軽減は、きちんと、日米関係の在り方、そして、世界をどの方向に導くのかという議論とともに進めていくべき問題です。

なぜ、世界の戦争は終わらないのか。終わらせる方法は、戦争の道具を増やしばらまくことではないと考えます。

◆「ほほえみフェスティバル」(福祉まつり)

今日(10/5)は、福生市福祉センターで【ほほえみフェスティバル】が開催されていいます!

市内の障がい者団体やボランティア団体、各種サークル活動などが一堂に会し、作品を展示したり、売ったりするコーナーや、活動アピールのコーナーなど、この雨の中、大賑わいで、楽しく交流しました。

人の輪をつなげ、市民生活は、コツコツと日々積み上げて、心豊かに紡いでいくのです。

こうしたひとり一人の大切な活動やつながりの上空で、戦争のための訓練が行われるとしたら!(今だって広い意味ではその状態ですが)

市民生活を戦いによって壊すことは許されません。これは地球上どの地域でも同じです。

オスプレイを横田基地に配備することに断固反対します!