いよいよ明日が、「放射能に負けない暮らし」学習会

高木学校出前講師をお招きして

 明日7月18日(月・海の日)
 
 10時〜12時
 
 福生市民会館3階 第5集会室にて
 
 「放射能に負けない暮らし」学習会を開きます!

 「市民の不安に寄り添い、それを取り除くためにはどうしたらいいか」・・・科学は、そうした観点で研究されるべき!そうした考えの「市民科学者」を育てようとできたのが高木学校です。プルトニウムの危険を広く世界に知らせた功績を認められ、もう一つのノーベル賞と言われる「ライトライブリフッド賞」を受賞された故高木仁三郎先生がその賞金で立ち上げた学校です。
 今回、そちらに講師派遣をお願いし、学習会を開けることになり、たいへんうれしく思っています。
 私は、高木仁三郎先生の著書「市民科学者として生きる」を読み、こんな考え方で行動できる人がいるんだ!!と感動し、共感し、また同時に原子力の危険と、こんなに危険なものを推進する政治の不条理を知りました。なんとか一度、高木先生のご講演をお聞きしたいと思っておりましたが、私が高木先生を知ってからほどなくして、訃報を聞き、生の高木先生とお会いすることは、かなわぬ夢となりました。
 この、3.11以降巻き起こるさまざまな状況を、ご覧になったらなんとおっしゃることか・・・

 しかし、身の回りをみると、放射能が以前より多く身近に存在するようになったことを、とても気にして移住も考えようかという人もいれば、そんなこと気にしても仕方ないという人もいます。私たちは、正しい情報をきちんと得ることができていて、その情報を判断する知識を持っているでしょうか?
 内臓脂肪は気にするのに、なんで内部被ばくは気にしないのか?ガンの健診率を上げて、健康に注意するのに、なんで放射線は気にしないの?ホントに不思議です。
 「正しく知って、正しく怖がる」ことが大事ではないでしょうか?
 そのためには、ただ「直ちに人体に影響はない」ばかりを繰り返す人ではなく、きちんとした根拠に基づいた話をわかりやすく話してくれる人、そして、私たちの素朴な疑問にも、丁寧に答えてくれる人・・・そういう方から学習し、「体脂肪何%がベストよね〜」と多くの人が言えるようになったように、放射線量の数字を読み解く力をつけたり、原子力についての正しい知識を得て、一人ひとりが判断できるようになるといいと思います。
 ぜひ、お気軽に足をお運びいただいて、学習の機会にしていただけたらと思います。
 お待ちしております。