ウイフェスタ ご来場ありがとうございました!

つながり・ひろがり・・・

 第4回ウイフェスタもみなさまのご協力で、事故なく、楽しく開催されました。ご来場いただいたみなさま、ありがとうございました!会場では、楽しめましたか?また、出店者の皆様も、お疲れ様でした。また次回もぜひご参加くださいね。今回の参加は19団体になって、前回の福生会場から大きく出展者数が増えて、賑やかな会場となりました。さまざまなテーマで活動する市民団体や、こだわりの個店のみなさんが、出会い、協力して一緒に祭りを作り、広がりを持って日常につなげていくことができたらと開催してきました。また、いらっしゃるお客様にとっても、出会いや発見の場になって楽しい一日を過ごしてもらいたい、そんな気持ちで会場に居ました。
 まだまだ、不十分なところもあると思いますが、回を重ねるごとに成長していければいいな〜と思っています。

 さて、つながり・ひろがり・・・と言えば、昨日行われたワークショップ「放射能と食品安全」市のシティーセールス推進課の主催で、国の内閣府食品安全委員会の方を講師に、後半参加者のグループワークという流れで行われましたが、他市の方もたくさん参加されていて、気になる方は、遠くまで足を運ぶんだな〜と。そして終わってからも、会場外では、「放射能を理解し、暮らし方、付き合い方を考えていくには、何度も話し合う機会があることが大事」など、お互いの今後の企画を紹介しあったり、情報交換が行われました。
 肝心の内容的には、放射線の特徴をおさらいしつつ、現在の暫定基準値のことまで、45分間で話すというのは、たいへんそうでした。「リスクコミュニケーション」ということで、疑問はなんでも聞いてくださいという姿勢は良かったかなと思います。改めて、情報の取り方、整理の仕方を考えるきかっけになりました。
参加者の中には、かなり活動して勉強していらっしゃるかたもいれば、素朴に、「日々の買い物に活かせる情報って少ない。スーパーに行って、並んでいるものは国が安全と言っているものなのだろうけど、もっと自分で判断できる情報がパッとわかるような状況を作れないものだろうか・・・」と、おっしゃる方も。「たまたま見たテレビで規制がかかったと聞いた産地が、規制が解かれたという情報をたまたま見ていなければ、スーパーに行って躊躇してしまう。」など、毎日、台所を預かる人、家族の健康を気遣う人ならではの、悩みを訴える方もいらっしゃいました。

 昨日のワークショップで出てきたたくさんの意見をどうするか。今回のワークショップでは、「みんな心配していることは似ているね」ということや「そんな意見があったんだ!」という発見につながったりといったところは、できたと思いますが、時間切れで、国や地方自治体がやるべきこと、自分たちでできることといったところまでの解決策の導き出しまでには、至りませんでした。ぜひ、続きをやってほしいと思います。

 実は、もしかしたら、その「続き」にもなりうるかもしれない企画を、行う事になりました!!
7月18日(月・祝)「放射能に負けない暮らし」と題して、高木学校から、講師派遣をいただき、10時〜12時。会場は期せずして昨日と同じ、市民会館第5集会室で行います。託児の希望も受け付けます。(託児は必ず申し込んで下さい)詳しくは、近々呼びかけチラシをアップしますので、そちらをご覧下さい。

※高木学校は、原子力資料情報室の元代表で、故高木仁三郎先生が立ち上げた、市民科学者を育てるための集まりです。市民科学者とは、御用学者や企業に雇われるのではなく、市民の立場から問題に取り組む科学者です。