成人式に参列して。

すばらしい成人式でした。

 福生市の成人式は、成人する当人達の中から立候補した成人式実行委員会のメンバーが約1年前から準備をし当日を迎えます。

 議員となってからの3年間、3回の成人式に参列する機会に恵まれましたが、いずれもすばらしい式典を新成人たちが取り仕切っていました。
去年は、我が子(長女)が成人でしたので、感慨もひとしおでした。今年は、その去年の実行委員達が助言をしてくれたりしたという事で、さらに細部にわたり演出に工夫があって、楽しいものでした。
 
 市長のあいさつでは、このように大きな式典をしきるのは大変なことであるのに、皆さんはりっぱである。とのお褒めの言葉がかけられていました。

 他市では、相変わらず暴れるのが成人式と勘違いしている方々もいる中で、ほんとうにすがすがしい、さわやかな気持ちになれる福生の成人式でした。

 でも、当事者が考えるからこそ、いいものになるって、市民参画の基本ですよね、市長さん。成人だけじゃなく、市民のグループも、高齢者も子ども達だって、自分たちのことを自分達で考えて、自分達で場を作ることができたら、もっと素敵なまちになっていくはず。市長ももっともっと、市民を信じて、市民参画進めていきましょうね。

 成人式の中で、一番開場が静かに注目した話は、市長のあいさつでも、衆議院議員のあいさつでもなく、仲間の一人である、成人の宣誓でした。会場にいた成人の誰もが自分達の仲間がどんな言葉で、自分達を表現しどんなことを宣言するのか、聞き漏らすまいとする気持ち、また友達がちゃんとしゃべれるのかなというやさしく心配し見守る気持ちだったのではないでしょうか。
 そんな、人の立場を思いやれる人たちが645人も成人しました。頼もしいかぎりだなと思い、会場を後にしました。