子宮頸がんワクチンに対する対応策を要請しました!
子宮頸がんワクチンの副反応の多さ、重篤さが指摘され、また、有効性への疑問視がされています。
インフルエンザワクチンの40倍の副反応の数。
そして、
◆ウイルスに感染してもほとんどの方は自然にウイルスを排出し、病変しても早期発見が可能な上、癌に移行する割合は低いというそもそもの子宮頸がんの特徴
◆ワクチンの効く期間が8年ほどとも言われ性交渉で移るウイルスであるのに、セクシャルデビューするころに効力はなくなる可能性
などのことから、有効性が疑問視されているわけです。
部活に快活に参加し、学校を小・中通して休んだことがないような子が、歩くこともままならなくなるなど、それが、病気にならないために受けた予防接種が原因だとしたら、悔やんでも悔やみきれません。社会全体にその病気が蔓延することを防ぐために数%の副反応が出てしまうのは仕方ないですねという前提で行っているのが予防接種といういい方もできますが、あまりにも多く副反応が出て、それが別の重篤な病気をその人にもたらすのであれば、まったく意味がありません。
福生市の健康課に対策を提案し、さっそく取り組んでいただきました。
ひとつには、製薬会社が出している副反応の危険性などが書かれた説明書が、古いまま対象者に送られていました(製薬会社が送ってくる前に対象者への発送が終わっていた)。新しいものには具体的に病名が入っていたり、副反応のことが少し詳しくなっています。その訂正をHPにアップする対応をすぐにとってもらいましたが、対象者は、HPを見る可能性が低いのではないかと考え、医療機関で受けようとして来院した対象者に、ドクターから充分に説明してもらうことを始めてもらいました。
下は、福生市の子宮頸がんワクチンに関するHPの記載です。
http://www.city.fussa.tokyo.jp/life/child/health/m1cpmb000002o3p3.html
この春からそれまでの任意接種から、国の方針で定期接種化され、自治事務として、各基礎自治体の責任をもって行なうものになりました。
つまり、基礎自治体や医療関係の責任は重くなったということでもあります。
危険性も含めて充分に説明し、本人と保護者がしっかり情報を得た中で選択をすることができる環境が必要です。
生活者ネットワークでは、国に対して見直しを要請するとともに、各基礎自治体での対応をそれぞれ働きかけています。下は、生活者ネットワークが厚労大臣に提出した要望書です。
http://www.seikatsusha.me/blog/2013/05/17/4953/
こちらは、私も参加する全国子宮頸癌ワクチン被害者連絡会の出した抗議声明文
http://shikyuukeigan.fem.jp/2013/05/post-11.html
自分の体は自分で守ることは基本ですが、そのための正しい情報提供や、本当に必要なワクチンなのかを慎重に吟味する姿勢が国や行政に求められます。
子宮頸がんは、性交渉で感染します。自分の体を守り、相手の体も守る、正しい知識が必要です。リプロダクティブ・ライツ/ヘルスが重要です。
学校教育の場にも働きかけるなど、さらに取り組んでいきます!